建物カルテ(DDDDbox)公式ブログ|最新の機能とその活用方法をご紹介

2024年5月にリリースした建物カルテの新機能とその効率的な使い方を実例を交えて紹介します。

建築設計業務を効率化する新ツール「建物カルテ」の機能を動画で紹介

「2024年問題に直面しているけど、業務効率化が図れていない」

「関係者とのコミュニケーションコストを削減したいけど、解決策が見いだせない」

建築設計業務でこのような課題に直面していませんか?

これらの問題を解決するため、建物カルテの先行リリース版を提供開始しました。

今回は建物カルテ先行リリース版の主な機能について紹介します。

ぜひご利用シーンを想像しながら読んでみてくださいね。

先行リリース版のお申込みは以下の公式HPから↓↓

ddddbox.app

確認申請エクスポート機能

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確認申請書って内容の更新は頻繁に発生し、その都度の整合性チェックは一苦労ですよね…

建物カルテで管理するプロジェクト情報は、確認申請書にエクスポートできます。

建物カルテの内容をそのままエクスポートすることで、手入力による内容の不整合を確認する手間を削減できます。

先行リリース版では、確認申請書の第一面・第二面のみの対応ですが、将来的にはさらに多くの書面をカバーする予定です。

 

建物カルテ操作機能

建物カルテを使えば建築設計プロジェクトに必要な情報を一元管理できます。

さらに項目ごとに3つの操作が可能なので、それを活用することで進捗管理もしやすくなります。

操作1|ロック

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ロック操作を活用すれば決定事項が一目で分かり、管理が容易になります。

カルテの各項目に「ロック」をかけることで項目編集ができなくなり、右サイドバーの残項目カウントも減少します。

これにより、どの項目が未定で、どの項目が決定済みかが明確になり、プロジェクトの進捗状況を素早く把握できます。

建物カルテを使えば「どこまで決定しているの?」と進捗確認されたときもパッと回答できますよ。

操作2|非該当化

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カルテ項目は多岐にわたる状況に対応できるよう豊富に用意されていますが、プロジェクトによっては不要な項目も存在します。

そのため、使用しない項目は「非該当」としてマークでき、残項目カウントが減少します。

空欄項目について、未定なのか非該当なのか明確な区別が可能です。

操作3|ファイル添付機能

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各項目にファイルを添付できるため、関連する資料やドキュメントを直接関連付けて保存できます。

これにより、プロジェクトに関連する情報が1ヶ所に集約され、必要な資料を探す時間を節約できます。

また、資料の共有がスムーズに行えるため、コミュニケーションコストが削減され、プロジェクトの進行がより効率的になります。

 

権限管理機能

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建物カルテは、組織と組織内のプロジェクトに対するアクセス制御を設定できます。

権限がないと情報の閲覧ができないため、情報の秘匿性が保たれるので、特に高セキュリティなプロジェクトに有効です。

なお、プロジェクトの特性に応じて、セキュリティの設定を柔軟に調整することが可能です。

また、動画で紹介しているようにカルテ項目に修正があった場合のメンバー周知もスムーズにできます。

 

その他の便利な機能

建物カルテ先行リリース版には、上記の機能以外にも多くの便利な機能が搭載されています。

これらの機能を利用することで、プロジェクトの管理がもっとラクに、効率的になります。

ここでは4つの便利な機能について紹介します。

便利な機能1|各種申請一覧

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関連法・条例の各種申請一覧では以下のような使い方を想定しています。

  1. 申請や届出が想定される法規制、条例をすべて書き出す
  2. 当該プロジェクトにて申請や届出が不要な条例は非該当化する
  3. 決定事項は上長がロックにして、進捗を明確化する

上記のような使い方をすることで、考慮漏れを防ぎ、プロジェクトの進捗状況が一目でわかるようになります。

プロジェクトを引き継いだ際にも活用できるはず。

便利な機能2|消防チェックリスト

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消防チェックリストは要否と設置するかしないかを項目ごとにチェック可能。

まずは法的に必要かどうかを要否欄にチェックした上で、設置するかどうかを検討できる仕様とすることで、安全基準の遵守を確実に行えます。

要否と設置について混同せずに調査や検討を進めることができます。

便利な機能3|コードネーム

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秘匿性の高いプロジェクトにおいては特に便利です。

プロジェクトの実名を非表示にし、コードネームのみで管理することができます。

ヘッダーのコードネーム表示トグルを切り替えることで簡単に情報の秘匿化できる仕様としています。

定例会議などでプロジェクト情報を共有する際にも、この機能を利用することで情報漏洩のリスクを最小限に抑えることができます。

便利な機能4|共同編集

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複数のメンバーが同時に情報を編集できるため、プロジェクトの進行においてリアルタイムで情報を更新し、共有することが可能です。

誰が現在アクセスしているかも一目で確認できるため、作業の重複を避け、効率化を図れます。

まとめ

建物カルテ先行リリース版は

  • 組織やプロジェクトの管理権限が設定可能
  • 建築プロジェクトの情報を一元管理し、進捗状況を明確に把握できる
  • 記録された情報を確認申請書にエクスポートすれば整合性チェックにかかる工数を削減できる

弊社では今回の建物カルテ先行リリースを第一歩として、設計者の想像力を最大限に引き出す製品の提供を目指しています。

そのために実務に即したご意見をフィードバックいただける先行版の利用者を募集しています。

ぜひ以下の公式HPからお申込みください。

ddddbox.app